イタリア留学十日目

修了証留学最終日です。
この日のゲームは、誰か一人席を外してもらい、その間先生がある質問を考える。その質問に対して『Sì』と答えるか『No』と答えるかを予想するというもの。これをチーム対抗で行う。

例えばKさんに出されたのはこんな質問。
『デスクワークをする職場にて、Kさんの隣に年上の男性上司が座っている。その上司はとても口が臭くて我慢できないほど。その席で仕事をしなければならないが、Kさんは席を立つか?』
『Sì・・・席を立って去る』
『No・・・がまんして座っている』

これをグループで討論して『Si』か『No』を決めるんですが・・・。
SiかNoかは言えても理由を言えない。
スウェーデン人に「あなたも意見を言いなさいよ」と言われても、意見がないんじゃなくて文章作れないんだよ。
ちなみに私の予想は『Sì』。彼女は遠慮しないと見た!って自信があったんだけど、スウェーデン人に押し切られグループの答えは『No』。結果は『Sì』。あーもう、すごい悔しい。文法の習得レベルは同じなのに、会話できない分負けてる。
さてさて、この初級クラスの授業はこれでおしまい。たった2週間だったので特に修了したわけではないんですが、一応修了証をもらいました。
最後に先生からひと言(ひと言ではないんだけど毎度すべては理解できない程の速さと長さ・・・)

先 生「またこの学校で会いましょう!
わたし「この学校で??
先 生「次に来るときにはベビーシッターを探しておくから、奥さんと子供も連れてきな!

ん~ナポリ人、口がうまい。

そして最後に入門クラスで1時間。
たった3日間しかいなかったクラスなのに皆温かくて、とにかく名残惜しかった・・・。

これで2週間の留学は終了、やっと慣れてきて面白くなり始めたところで終わってしまいました。
あーもっといたかったなあ。


カンポ広場:絵はがきから最後の土曜がシエナ最終日。見納めにカンポ広場までお散歩です。
天気は悪いけど土曜の昼なので混みあってて、くつろげる雰囲気じゃなかったけど、息子達を広場に放って、思い出を噛みしめ。

ぼけーっとしてたら声をかけてくる人がいて振り返ると、入門クラスのアメリカ人のじっちゃん。

わたし  「これが私の家族なんですよ~明日日本に帰ります」
じっちゃん「ん~~そうかそうか、気をつけて帰れよ~~」
わたし  「それ、お昼ごはん?」
じっちゃん「あそこで買ったやつさあ~、食べてみるかい?」
わたし  「それ知ってます。わたしも食べました」

なーんて、和やかな会話を。
じっちゃんと別れてわたし達もホテルに戻ることに。
次はいつ来れるだろうかって話ながら。
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イタリア旅行 2004年

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