イタリア旅行 2000年

2000年
2000年、世の中はミレニアムで大騒ぎ。本場イタリアは大聖年(Giubileo)で聖地巡礼の大騒ぎではないですか。「行かねばなるまい」と思い立つ。
この年から子供を連れてのイタリア旅行です。このとき0才3ヶ月。 ヴェネツィア → ローマ → フィレンツェ
※2000年はあまり写真を撮っていなかったので、簡単なレポートです。

2000年のイタリアへ子連れで 日程

2000年 スケジュール 宿泊
9月11日(月) 成田発 機内泊
9月12日(火) パリ着 パリ発 ベネツィア着 終日:ベネツィア ベネツィア(リド島)
9月13日(水) 電車でローマへ移動 ローマ
9月14日(木) 終日:ローマ ローマ
9月15日(金) 電車でフィレンツェへ日帰りで ローマ
9月16日(土) ローマ発 → パリ発 機内泊
9月17日(日) 成田着  

初めての子連れ海外旅行なので、期間は短めに。

リド島のホテル・デ・バンに泊まる

ホテル・デ・バンにて映画「ベニスに死す」の舞台となったホテルの「ホテル・デ・バン(Hotel Des Bains)」に泊まりたい!という妻の要望に応えて、リド島に来ました。
日中はヴェネツィアを観光し、夜になったらリド島へ。夕飯をリド島で食べようと思ったんだけど、お店があまりなくて困りました。ヴェネツィアではバポレット(水上バス)が24時間運航しているから、あわててリドに戻らなくてもよかったのかも。

ベニスに死すベニスに死す
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大聖年にローマ巡礼 4大聖堂を巡る

グラフ:ミレニアム2000年のイタリアはすごかった。日本もミレニアムキャンペーンだって大騒ぎでしたね。
25年ごとに聖年、1000年で大聖年ってことで、そりゃもう世界中のカトリック信者が集まったんだからすごい。

古かったテルミニ駅がきれいになり、街中にいたジプシーは追い出され、主要観光ポイントへ向かうバス(Linea J)ができたんですよ。
イタリア人って働かないイメージでしたが、やれば出来るんじゃん?っていうくらいの変わりようでした。
現在は便利な Linea J は廃止されてしまったのが残念。。。

4大聖堂はこの4つ。
ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂
サンタ・マリア・マッジョーレ教会
サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂

サンタ・マリア・マッジョーレ教会はテルミニ駅からも近いので、歩いて行ける教会。
中に入ると暗くてシーン・・としていて、ズシーン・・とした感じの教会(説明になっていませんね。。。)
教会の中って不思議ですね、空気感が違うといいますか、とてもおごそかな感じがするんです。特にサンタ・マリア・マッジョーレ教会は古いので、雰囲気が違うんじゃないかなあ。

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ヴァチカン サン・ピエトロ大聖堂に感動

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラを下から

大聖年じゃなくても日がいいと列に並んで入場待ちになる。大聖堂の中を見て、クーポラに上がって、ヴァチカン美術館を見て、とヴァチカンは小さい国なのに見所はたくさん。
ヴァチカン美術館の目玉はシスティーナ礼拝堂なんですが、美術館の中の案内がショートコースと全部コースがあって、ショートコースを巡ると収蔵品を全部は見れないかわりに、システィーナ礼拝堂へ早くたどりつける。ツアーの人たちは美術館の中庭でシスティーナ礼拝堂に何が描かれているかってレクチャー受けていて、うらやましかった。
さて、このシスティーナ礼拝堂なんですが、広い部屋ではあるんですが窓のない部屋なんです。そこにわんさかと人が押し寄せるので何か息苦しい。。。「静かにしてくださーい」みたいなこと言ってる(たぶん)けど誰も聞かない、遠足に来た子供状態。
さらに見終わって出るのも大変なんだ。通路が細くて詰まっちゃう。このとき子供がぐずりだしちゃって「もうちょっとで外の空気がすえるからがまんしてーー」って泣きそうでしたが、親切な人が「赤ちゃんがいるから先に通してやってくれよ~」って言ってくれて(たぶん)無事脱出。具合が悪いから通してくれって人もいて、それだけすごい込み具合でした。

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フィレンツェのウフィツィ美術館は長蛇の列

フィレンツェ

フィレンツェのウフィツィ美術館は入場制限があるので、並んで待たなければならないんですが、2000年は尋常じゃなかった。2時間以上待ちで、どこかの国のツアーの人たちは1時間並んで待って諦めて帰ったなんてことも。カワイソウ。。。
ウフィツィ美術館には教科書にも載っていたボッティチェリの「ヴィーナス誕生」「春」があるので、並んでも見たいですよね。シーズンオフならあまり待たないで入れるようですが。
このとき待っていた時間がお昼だったので、お昼を買いに出たんですが、売っていたのはパニーニ。イタリアのサンドイッチなんだけど、イタリアのパン、まずっ!パサパサしてて食べづらくてげっそりしました。

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子連れで初イタリア まとめ


0才3ヶ月って「子連れ」っていっていうより荷物がひとつ増えたくらいの感覚でした。
もちろん長時間のフライトは心配でした。泣き出してまわりに迷惑かけないかって。
うちの子が比較的おとなしかったのでチャレンジしてみようと思えたのもありますが、当然フライト中は泣き出さないよう最大限の努力をしました。
おっぱい加えさせて黙らせたり、ちょっとでもぐずったら席を立って人のいないギャレイであやしたりして。

それでも大変な思いをしてまでも子連れでイタリアに行けたのはとてもよかったです。東洋人の赤ちゃん連れがよっぽどめずらしかったのでしょうか、どこへ行ってもチャオチャオされまくりでした。

日程的にはちょっと短くて、あっという間に旅行が終わってしまって悲しかったです。イタリアは見どころ満載なので、旅行を満喫しようと思ったら一週間以上必要ですね。

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