ナンニーニでドルチェ三昧

そして夕方になり、今度は同じ通りのカンポ広場に近いほうのお店に寄りました。こちらのお店は大きくて、バールと軽食のとれるカフェも併設。
店内はお菓子を買う人々ですごい混み混み。リッチャレッリを500ｇ買おうと思って行ったのですが、リッチャレッリとパンフォルテのショーケースの前は長い列。またにしようと諦めて、じゃあ何買おうかな～と店内を見回した時、目に入ったのがティラミスでした。あぁっティラミスだっ！！私達はティラミス大好きで、よくコンビニでも買っちゃうくらいなのですが、イタリアではこれだけ来ているにも関わらず一度も出会えていなかったのです。しかも、日本だったら屋台の焼きそばを入れるポリ容器くらいの大きさの入れ物にどど～んと入って売っている！すっご～いさすがイタリア豪快だわ～！絶対食べねば！！と、混み混みの中、必死で買いました。
あとついでにボンボローネ（クリームドーナツ）も。こっちは明日の朝ご飯用。やっと出会えたティラミス、そのお味はいかに！？

ホテルの部屋に帰り着き、夕食のカップラーメンを食べ、さぁデザートだ！本場イタリアのティラミス、期待が高まります。
ココアがはみ出ている蓋を開け、スプーンですくって一口…うっっっっんま～～～いぃぃぃ！！猛烈に美味しいっ～～！！たっぷり入った生クリームがなめらかでコクがあってすんごく美味しいの～っ。ハマりました。
初日にこんな美味しいものに巡り合えるなんて～！！シエナいいとこだね～！。ここから私達のナンニーニ通いが始まるのでした。



★ジェラートと初めてのパンフォルテ
この日はダンナと学校が終わったらカンポ広場で待ちあわせしようと約束していたので、私は2人乗せたベビーカーを必死で押してバンキ・ディ・ソプラ通りを急いでいました。

待ちあわせの時間には到着できる筈だけど、坂道を登るのに思ったより時間がかかったからギリギリだなー…そしてジェラテリアの前に差し掛かった時、息子1号「お母さん、アイス買って。」「え？今じゃなくて今度にしてよ。」「だって買ってくれるって言ったでしょ。アイス食べたい。お腹空いた！」…確かに先日、今日は混んでいるから今度買ってあげるねと約束していました。う～、でも買ってすぐ向かえば何とか間に合うかな、先客も1組しかいないし。「分かった。買ってあげる。ブォンジョルノ！」私は店のドアを開けました。

が、すぐ買って出るぞとと思っていたのに、先客のおばちゃんといい歳した娘2人の遅いこと！一番大きいコーンに4種類乗せて、会計しようとして「あ、やっぱり生クリームも載せて」とか言ってて全然終わらない！そんなに食べてるからぶくぶく太るんだよお前らー！早くしてーっ！。やっと先客が終了し、買いました。息子は子供ながらさっぱり味のレモンシャーベット好き。生憎シャーベットはなかったので、レモンとチョコレート（子供なので変な組み合わせ）のジェラートをコーンで注文。料金1,70ユーロ。たっぷり盛ってくれるのでジェラートが落ちそうになってます。落ちないようにお母さんが食べてあげるからね、と味見。あ、おぉいし～～いっ！ジェラートに入っているクリームが効いていて、すごくなめらかで口当たりが良い～～。またハマりました。

結局ダンナとの待ちあわせは20分の遅刻…。携帯電話がない中での待ちあわせで、なかなか来ない妻子を待つのはさぞ不安だったでしょう。ごめんねダンナ。
遅れた理由を説明し、ジェラートも早く食べてみようね～と言いながら、今日のところは予定通り、リッチャレッリ500ｇとパンフォルテ100ｇをカンポ広場に近いほうのお店で買って帰りました。

パンフォルテ、アーモンドやフルーツなどの入ったヌガーのようなお菓子らしい…。う～ん、固めた水飴の中にアーモンドが入ってるなぁ、固いだろうなぁ…。味見。…見た目のまんまだなぁ、保存食系だし。これは沢山は食べられないでしょう、よっぽど好きな人じゃない限り…。100ｇしか買わなくて正解。ハマリませんでした。

リッチャレッリは500ｇ買うのが一般的な買い方のようで、紙皿一杯にリッチャレッリを並べて、包装紙で包んでくれました。
買い置きしたので、これで食べたい時にいつでも食べられる～！
しかし、ナンニーニは高いなぁ～。ジェラートもカンポ広場に面したお店のほうが安かったし。リッチャレッリも日本円で1個60～70円してる。
でも美味しいから高くても納得。また絶対、食べちゃうんですけどね。