イタリア留学五日目

この日の授業では、各々『自分の大切なモノ』を書き出して、次に相手にそれについてインタビューするっていう会話をやりました。
「あなたの大切なものは何ですか?」
「私の大切なものは○○○で、なぜなら...」
こんな感じで話していきました。

この日私とペアになったのは女性の先生。おおらかで話しやすくて、みんなに人気の先生でした。
お互いにインタビューしあうのですが、先生と話す分には簡単なんですよね。こちらが間違っていたり単語が足りなくても補ってくれるので会話がすすみます。これって自分のイタリア語力は向上しないのかもしれませんが、イタリア語で話せたって楽しさは味わえてうれしかったです。
どんな会話をしたかっていうと、先生はシエナ出身ではなくてローマの南にある小さな街出身で、その街のことが好きなんだけど将来的に住みたいかというと仕事が少ないから住めない、とか。一方私が話したのは、家族の名前を聞かれて、名前は○○で、この漢字の意味は○○で、日本人の名前には意味があるんですよ、なんてことを話してみたりしました。

私は電子辞書を手放せないんだけど、五日目にしてちょっとできるようになった感じ。
結構真剣にクラス変え(レベルダウン)を考えていたんですが、文法の進み方はゆっくりだし、遊びを交えての授業のせいか、なんとかついていけてるみたいだったので、ここまま進んでみることにしました。

この日の最後、週末のお約束、
「この週末の予定は?」
習ったばかりの未来形でみんなで予定を答えておしまい。
一週間の授業が終わりました。

で、午後はシエナの街をぷらぷら歩いて過ごすんですが、シエナ生活で面白かったのは街を歩いていると、クラスメートと会うんですよ。
シエナで留学したって人の話を読むとみんなそんなことを書いていますね(笑)。
シエナのそういった狭さ(?)が息苦しいって人もいますが、私はいつもの旅行とは違ったイタリアを楽しめてシエナが好きになりました。
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イタリア旅行 2004年

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