イタリア人のまっかなホント

書店に「○○○人のまっかなホント」シリーズがズラ~っと並んでいて思わず手にとってしまいました。
どこまでホントなんだろうって感じのシニカルな内容なんですが、一度でもイタリア人にヤラれた事があれば、「そうかもしれない」と納得してしまう。

第13章 政治「それもひとつの雇用対策」から。
公の場所や器物はぞんざいな扱いを受けている。みんなのものだから大切に扱わなければいけない、という気持ちがイタリア人にはかけらもない。自宅やアパートには塵ひとつなく、きちんと片づけられて清潔なのに、外の通りや大通りにゴミクズが散乱していてもなんとも思わない。それは自分の責任ではなく、市議会の責任なのだ。

これがイタリアに行って違和感を感じる部分で、日本だと公園は「みんな」の場所だからって意識が働くから、

公園がきれいであって欲しい
 ↓
行政が整備する

って流れに自然となる。だから、雑草が伸びれば除草するし、落ち葉がたまれば掃きに来る。
これが当たり前って思ってたんですけど、イタリアだと放置されていることが多くてあ然としました。ローマのサンタンジェロ城の裏に公園があるんですが、遊具があって子連れ的にはいい休憩場所なんです。その遊具が壊れていて立入禁止(あのオレンジの網で囲っただけ)になっていたんです。日本だったらありえないです。即撤去するか、即直すかですもん。

だけど、イタリアを見て改めて思ったのが、整備するには税金が使われているんだよね・・・って。無理に落ち葉を掃きに来てくれなくいいんじゃない?なんて考えるようになってしまいました。
それはそれで、落ち葉を掃く人の雇用が失われることになっちゃうから、難しいなあ、なんて。

イタリア人のまっかなホントイタリア人のまっかなホント
マーティン ソリー 小林 宏明

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