ヴェネツィア についてのエントリー
さようならベネツィア 2005年1月のまとめ

ベネツィアのバス乗り場、ローマ広場(Piazzale Roma)からバスで空港へ。
行きは「来たぞー!」って感じで気分も盛り上がりますが、帰りは悲しいリベリタ橋。
さようなら、ベネツィア
ベネツィアへは暑い時期にも寒い時期にも来ましたが、冬のベネツィアもいいなあって思う。晴れた日の朝は空気が澄んでて気持ちいいです。
・・・晴れた日が少ないって話はさておき。
ベネツィアで一番気になったのは魚市場。
「刺身を食べたい」
って思ってしまいました。
次にベネツィアへ行くときには醤油を持っていってるんじゃないかと思う(笑)。
トルチェッロ島

トルチェッロ島へはブラーノ島から5分とすぐ近く。
ムラーノ島、ブラーノ島とは違う雰囲気の島に着いたなあ、という感じ。
それはもう寂しいの一言。季節が季節ですから寒いし、一件あったリストランテ(?)も休業中。そして売り出し中の土地。こんなところの土地買っても生活できない。。。
運河に沿った小道を歩いて行くと、観光ポイントの一つらしい『悪魔の橋』(上の写真)
いやあ・・・言葉ないです。
ブラーノ島

ムラーノ島へはS.ザッカリアから乗りましたが、ブラーノ島へはフォンダメンタ・ヌオーヴェからヴァポレットに乗ります。
ヴァポレットに乗ってるときから風が冷たくて凍える思いでしたが、ブラーノ島に降り立っても寒い!
そして誰もいない!
観光シーズンじゃないからね!
レースを売るおみやげ屋さんが私達を見つけて、
「見てってよ~」
と、お店から出てくる出てくる(笑)。
ごめんなさい、レース買いに来たんじゃないんです~。
ブラーノ島はカラフルな家が特徴。先に見たムラーノ島もカラフルじゃない?って思ったけど、ブラーノ島はもっともっと本当にカラフルでした。

これは息子にカメラを持たせて撮った写真。カラフルな家がユーモラス。
ベネツィアのカラフルなディスプレイ

ベネツィアで見かけたカラフルなディスプレイ。
色鮮やかで楽しげです。
ベネツィアの魚市場

リアルト橋の近くにある魚市場に行きました。
無造作に並べられた魚たちが、なんともいえない雰囲気をかもし出しています。

魚市場って場所ですが、野菜も売っています。
OSTERIA VIVALDI で夕飯

リアルト橋からローマ広場方面へ向かう途中にある OSTERIA VIVALDI 。
「ここですよ」とお伝えするのが難しいのですが、ここの料理は美味しかった!
美味しかったのでこの年2回も通ってしまいました。

お皿に盛りつけられた料理も綺麗。
ベネツィアで溜息の橋わたる

共通券を買って、ドゥカーレ宮殿、コッレール博物館、国立マルチャーナ図書館に入りました。
せっかく見たのにこんな写真しかないんですけど、建物の内装が豪華で驚きました。
ドゥカーレ宮殿を見学していたときのこと。
案内に従って歩いていたのですが、あっちが通路じゃないのかな?ってところでロープが張られていて向こうに行けなくなっているんです。
ロープを跨いでいっちゃう人もいたんですが、うちはベビーカーがあるのでロープは跨げない。。。
なんで行き止まり??
と思って見まわすと、階段を降りる方へ案内の矢印が向いていたので階段を降りることにしました。
ベネツィアでアクア・アルタに遭遇

冬のベネツィアはアクア・アルタ(Acqua Alta:高潮)が起こって街が水没してしまう。
街中なのにひざまで浸かるくらいまで水位が上がって、観光客が長靴で歩いている写真を見て、長靴を持っていくべきか? それ以前に観光できるのか?って不安でした。
このとき幸いにも街中が川のようになるアクア・アルタには遭遇しませんでしたが、サン・マルコ広場はご覧のとおり。
ムラーノ島へ

ムラーノ島へは、サン・マルコのちょっと先のS.ザッカリアの41番乗り場から行きました。
ムラーノ島は小さい島なのに、まん中に運河(?)があって不思議な感じす。

お昼は入りやすそうなちょっとカジュアルな感じのお店で。
こういうところなので期待はしてなかったのですが、店員の対応が良くて感じよく、味も普通に美味しく、リーズナブルだったので良かったです。
ベネツィアでカーニバル

ベネツィアのカーニバルを一度は見てみたいって思うんですが、ちっこいの連れてあの雑踏の中に混じるのは恐怖。なので、何回か冬にベネツィアを訪れているものの、カーニバルはまだ見たことがありません。。。
この年ベネツィアを訪れたのはカーニバルまであとちょっとの時でした。
まだ街はそれらしくないんですが、「もうすぐカーニバルだ」的な気分で2割り増し華やいで見えます(笑)。
街を歩いていたら、仮装した女の子が歩いてきました。
かわいい~! 突然路上で撮影会になってしまいました。(マスクがずれちゃってるところしか撮れなくて残念!)
巻いてあるピッツァ

ベネツィアはいろんなものがおいしい。というか日本人の口に合う。
あの妙に厚っこくてパサパサしたパニーニはげっそりするけど、ベネツィアのサンドイッチは日本のと同じサンドイッチだし。
写真はベネツィアで見かけた巻いてあるタイプのピッツァ。買ったらオーブンで暖めてくれました。
切り売りピッツァと違って、持ちやすくて食べやすく、おいしかったです。
登れるところは登るべし:コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段

コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段はマニアックな観光ポイントなので、ガイドブックにも名前は掲載されていても解説がなかったりする。手持ちのガイドブックの中では、地球の歩き方の『ミラノ ベネツィアと湖水地方』にのみ解説が掲載されていました。
この独特の外観の階段を上ることができるんです(11月~3月は土日のみとのこと)。
ヴェネツィアのCOOP

この年の前の年の2004年(だったと思う)にヴェネツィアにもCOOPができました。
サンタ・ルチア駅から運河をはさんで反対側のローマ広場(Piazzale Roma)側の運河に面したところです。
おかげで、す~~んごい便利になりました。
COOPというかスーパー大好きです。
安いっていうのもありますが、日本では売っていないものや、日本とは違うパッケージの商品が並んでいるのを見るのは楽しいですよね。
ヴェネツィアで買ったお菓子

サンタ・ルチア駅へ向かう途中にあるお菓子屋さんで買ったお菓子。
上の写真の砂糖菓子は2ユーロ

カンノーロ
プロフィテロール 各0.85ユーロ
ヴェネツィアへ移動

唐突ですが、写真はもうヴェネツィア到着です。
09:15 ローマのホテルチェックアウト
09:52 テルミニ出発
11:15 空港チェックイン
↓ 空路でヴェネツィアへ
15:20 バスで空港からサンタ・ルチア駅へ
飛行機移動は楽ですね~。
外でオムツ換え 子連れ旅行の大変なところ

赤ちゃんや小さい子供を連れての旅行で大変だったことのひとつは、トイレを心配しなければならないことですね。
ヴェネツィアを彷徨うってこんな所を通る

ツアーでヴェネツィアに行った知人は、ヴェネツィアはもういいやなんて言うんです。曰く、「いかにも観光地って感じだから」って。
それを聞いて、そんなハズないよ~と思いましたが、サン・マルコ広場のあたりしか見ていないと、そう思ってしまっても仕方ないかもしれませんね。
この年泊まったホテルは、サン・マルコ広場からもサンタ・ルチア駅からも遠い場所。そのおかげでヴェネツィア3回目にして初めて!島全体を歩いて周れることを知りました。そして、意外な場所にお店があって、面白いんです。
朝の大運河(カナルグランデ)

冬の朝のヴェネツィアは、冷えますね~~~。
だけど夏の蒸し暑いヴェネツィアと比べたら、気持ちいいくらいの涼しさです(旅行者テンションですから。晴れていたらの話ですが)。
この日は朝からバポレットでサン・マルコ広場へと向かいました。
住所を見てもわからないヴェネツィア

写真はヴェネツィアで泊まったホテル、 Locanda Sant'Agostin の前。
新婚旅行でヴェネツィアに泊まったときには、サン・マルコ広場の近くのホテルだったんですが、悪いホテルではないとは思うんですが、部屋は狭いし、夜遅くなってもうるさいしで、いまいちでした(あの辺りなら、そんなもんと言えばそれまでですが)。
そこで、たどり着けそうな範囲で安いホテル・・・ということで見つけたのが Locanda Sant'Agostin 。サンタ・ルチア駅とリアルト橋の中間に位置していて、バポレットで1駅目から歩いていける場所にあります。(※1)
さて、ホテルを予約するのはいいんですが、いつもたどり着くのが大変。サイトに載っている地図をプリントアウトして持っていくんですが、わかりやすかった試しがないです。
ちょうどこの年に見たガイドブックに、
ヴェネツィアでは通りの名前は同じものがいくつもあるので当てにならない。番地を見て探したほうが迷わない。
と書いてあったので、分かれ道では、「こっちの番地は近づいてる!」って確認しながら歩いたら、ホントにホテルにたどり着きました。
リド島のホテル・デ・バンに泊まる

日中はヴェネツィアを観光し、夜になったらリド島へ。夕飯をリド島で食べようと思ったんだけど、お店があまりなくて困りました。ヴェネツィアではバポレット(水上バス)が24時間運航しているから、あわててリドに戻らなくてもよかったのかも。
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はじめてのヴェネツィア

水の都ヴェネツィアといえばゴンドラ。ディズニーシーや名古屋港イタリア村にもあるけど、なんてったってこれが本物ですもん、絶対に乗るでしょう?
ゴンドラ乗り場はサン・マルコ広場からの乗り場が大きくて目立っていますが、ここから乗ると波でザップン、ザップン揺れて乗るのにちょっと怖い。
ゴンドラは想像するより優雅なものではないんじゃないかな。優雅な・・・というより、とても不思議な感じ。家の一階が水に浸かってしまっている様を間近に見ると、年々沈んでゆく水の街を実感できます。